PNFトレーニングについて
現在のKaiser PNF Program 受講風景
写真:2015年 IPNFA国際Meeting参加時、撮影
場所:Kaiser Vallejo Rehabilitation Center, USA
写真左手:Terry Harnell女史・IPNFA Advanced Instructor
さて、PNFにおける促通時(施術)の順序について
1)皮膚・関節・筋等にある感覚を受容する器官に働きかけ、
2)脊髄を通じて、脳に感覚情報をおくり、
3)その情報を基に脳が運動の計画・実行をすることを促し、
4)運動を実行する筋活動に変化を与えることで、
5)運動能力を改善すること
と個人的には解釈しています。
つまり、PNFをトレーニングに用いる最大の魅力は、運動能力を改善するだけでなく、脳にも変化をもたらせることです。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、
皆様の問題を的確に判断する能力
◆クリニカル リーズニング力
→お客様の課題・問題を総合的に判断し、施術へと結び付ける能力
◆セラピストとしての技術力
→セラピストには感覚入力が的確に行えること
→お客様の変化を感じれること
→お客様の変化を理解できること
◆知識と経験
が求められると考えております。
PNFを用いて結果を出すためには、セラピストもPNFを理解するために、トレーニングを受ける必要があります。